見ているだけでは無く自分でも同人活動を始めたいといざ思った場合でも、実際何から始めていったらいいのかわからないものです。
同人活動はどのようにスタートしどんな風に活動していったら良いのか、またどんなことに気を付けていったら良いのかきちんと理解しておくと一層楽しく望んでいくことができますから、基本について学んでいきましょう。
まずはSNSからスタートしよう
同人活動を始めるならSNSの活用は必須。
同じジャンルで活動をする人と交流をしたり作品を発表したり上でSNSの利用は欠かせませんから、同人活動を始めたいというのであれば、まずはSNSに登録しましょう。
作品を発表して交流を深める方法としてはブログやホームページなども有効ですが、近年の同人活動はSNSでの発信が主流となっているため、pixivやTwitterなどを積極的に活用していくことをおすすめします。
pixivやTwitterに作品を投稿
イラストや漫画、小説などの作品ができたら、pixivやTwitterに投稿をしてみましょう。
検索用のハッシュタグなどを通じて同じジャンル、趣味嗜好の人に作品を見つけてもらいやすくなるので、積極的に発信してみてください。
一生懸命作った作品を多くの人に見てもらって反応や感想を貰えれば、やはり嬉しいものです。
同人活動は自己満足のために行うものではあるものの、やはり他の人から好意的に見て貰えれば楽しさはぐっと増します。
pixivやTwitterを上手に活用できるかが、同人活動をどれだけ楽しめるかを大きく左右するので、作品発表の場として積極的に利用していってください。
反応が無くても継続することが大切
同人活動を始めてすぐは、作品を上げたとしても誰からも反応してもらえないことは当たり前です。
一生懸命作ったものを誰にも見て貰えない、反応してもらえないとなると、やはりやる気も下がってしまいますが、そこでやめてしまっては同人活動も終了となってしまいます。
どれだけ人気がある同人作家さんでも、最初は誰にも見てもえなかったという時期があるのです。
たとえ誰からも反応が貰えなかったとしても、そこで諦めず根気強く続けていけるようにしましょう。
あまり他人からの反応を気にせず、コツコツと作品作りに励み続けていれば、そのうちに必ず評価を貰えるようになります。
同人活動は誰かのためにではなく自分のために行うものなので、地道に努力していきましょう。
他人の評価は頑張ったぶんだけ後からついてきます。
交流を深めるとモチベーションも上がる
一人でこつこつ作品作りと公開を繰り返していくのももちろん良いですが、SNSは同じ趣味嗜好の人と交流を持てるというメリットを持っていますから、積極的に他の人の作品に感想を述べてみるのもおすすめです。
交流を持ち、他人と評価、研鑽しあうことでモチベーションを上げて行くことができますし、情報交換を行えば、作品作りで上手くいかないと悩んでいることが簡単に解決できることも。
特に同人作家さんとの交流は同人活動を行っていく上で非常にためになるので、より楽しい同人ライフを送っていくためにも積極的に関わっていくと良いでしょう。
同人誌作りにチャレンジ
せっかく同人活動をするのであれば、同人誌を作らない手はありません。
同人誌を作ることで、より多くの人に自分の作品を知ってもらう機会を作ることができます。
自分の同人活動を記録として残していくこともできますから、ぜひチャレンジしてみましょう。
本を作るのはハードルが高いと思っている人もいるかもしれませんが、同人誌は数ページ、一冊から、数百円程度で作ることも可能。
実はとても気軽に作れてしまうものなのです。
初心者の場合は再録本がおすすめ
初めて同人誌を作る際には、今までの作品をまとめた再録本を作成するのがおすすめです。
同人誌作りで一番大変な原稿作業も簡単に済みますし、同人誌をどのように作っていったらよいのかを丁寧に学ぶことができます。
初めての同人誌作りは必要以上に凝ろうとすると大変な失敗をしてしまいがちなので、まずは再録本を自分用に一冊作ってみると良いでしょう。
一度本の作り方を学べばあとは簡単ですから、二冊目から書きおろしの原稿で頒布用の同人誌を作成してみてください。
印刷会社の情報収集
同人誌を作る上で欠かすことができないのが印刷所ですが、これは同人誌専門の印刷所を利用するのが当たり前です。
ネットで検索をすれば様々な選択肢が見つかるので、どこを利用するかはじっくり吟味してみましょう。
安さや知名度、好きな作家さんが使っているなど、選択の仕方は自由です。
様々な印刷所を利用してみるのもおすすめなので、同人誌を作るごとに印刷所を変えてみるのも良いでしょう。
同人誌の作り方マニュアルやサンプル紙などを無料で取り寄せられる印刷所も多いため、各印刷所のサービスを上手く利用していってください。
割引入稿についてチェックしておこう
同人誌を作る上では、どうしても印刷代がネックになってきます。
作りたいと思う同人誌がどうしても予算を超えてしまうということも出てきますが、そういった場合に賢く利用していきたいのが割引入稿。
各印刷所では指定の期日に入稿することで通常よりも大幅に値引きされた料金で同人誌を作れるプランを用意しているのです。
これを賢く利用していきましょう。
一か月前などの超早割入稿であれば印刷代に数万円もの差が生まれてきたりもします。
割引入稿を活用し、早めの入稿に努め賢く印刷代を節約していってください。
原稿データの作り方は印刷所ごとのガイドブックを参考に
初めての同人誌作りとなると、右も左もわからないということは当然。
そういった場合に役に立つのが、印刷所でチェックできる原稿データ作りのガイドブックです。
同人誌専門の印刷所では、初心者のためのガイドブックやマニュアルのページを用意しているので、これを参考にしていきましょう。
どのようなデータ・サイズで原稿を作ったらよいかや注意点まで丁寧にまとめられているので、とても役に立ちます。
Twitterなどで同人作家さんと交流がある場合には詳細をレクチャーしてもらうのも良いでしょう。
原稿は計画的に進める
同人誌作りで一番苦労するのは、原稿作業です。
印刷所の締め切りや入稿予定日に原稿が出来上がっていないと同人誌を作ることはできませんから、原稿作業は必ず計画的に進めていかなければなりません。
プロットやネーム、仕上げまでスケジュールを組んでコツコツと進めていかないと、締め切り直前に泣きを見ることになるので気を付けてください。
余裕のあるスケジュールを組み、必要な作業時間も充分に確保して原稿に励んでいけるようにしましょう。
作った同人誌を頒布しよう
同人誌が出来上がったら積極的に頒布していきましょう。
直近で申し込みのできる同人誌即売会があるのであれば、エントリーするのもおすすめです。
即売会に参加するのに抵抗があるのであれば通販で頒布するのも1つの方法です。
イベントと通販、委託のどの方法で頒布するか
同人誌の頒布の方法は、自分で手売りをする即売会などのイベント参加、自宅からの通販、同人誌専門書店への委託販売、という三つの方法があります。
即売会などのイベントは自分で会場まで足を運ぶ必要がありますが、自分の本を直接手で頒布できるという喜びがある方法です。
自宅からの通販は、時間や諸経費をかけずに同人誌を捌くことだけに専念できます。
書店委託の場合、全て丸投げで同人誌を頒布できるといったメリットが。
自分にとって一番良い方法はどれかをよく考えて、最も適切な方法で同人誌を頒布していってください。
値段の設定は他の同人誌を参考に
同人誌を頒布するとなったら値段も設定しなければなりません。
値段設定については、他の同人誌を参考にしていくことをおすすめします。
基本的に同人誌は値段をいくらに設定しても自由であるものの、あまり安すぎれば他の同人作家さんに迷惑をかけることにも繋がりますし、高すぎると手に取ってもらえないといったことが出てきます。
本のサイズやページ数から平均的な値段に設定しておくと、市場の均衡を保ち、より多くの人に手に取ってもらえるようになります。
他の同人作家さんがどれくらいの値段設定で頒布しているかは、しっかりチェックしておきましょう。
初めての頒布は売り切れる数を目指そう
同人誌の頒布においては、何冊刷るかということも大切です。
あまり数が少なすぎると、欲しいと言ってくれる人の手に行き渡らず、心苦しい思いをすることになるでしょう。
しかし、在庫を抱えるほどたくさん刷るのも、自分の首を絞めることになってしまいます。
初めての同人誌であれば、基本的には在庫を抱えること無く売り切れる数を目指した方が良いでしょう。
SNSでの反応を参考に、確実に手に取って貰えそうな数を刷るのがおすすめです。
二度目以降は初めての同人誌の頒布数を参考に少し数を増やしてみてください。
イベントに参加するのがおすすめ
せっかく同人誌を作るのであれば、イベントに参加をするのがおすすめです。
同人誌即売会に参加することで締め切りもはっきりしますし、何が何でも同人誌を完成させなければならなくなるため、原稿のモチベーションにも大きな違いが出てきます。
同人誌即売会に参加することで様々なサークルさんとの交流も増えていき、より同人活動も楽しくなるでしょう。
もちろん自分の作品を手に取ってくれる人との交流も持てるため、同人活動を続けていく活力も得られます。
同人活動の記録をつけておく
同人活動を行っていく上では、様々なことについて記録を残しておくと、後で見返した時にとても参考になります。
特に同人誌作りやイベントへの参加に関する事柄について記録をとっておくと、次回の反省点として役に立つでしょう。
こうしたら失敗した、ああすれば良かったといったことをきちんと記録に残していくことで、次に活かし、より良い同人活動へと繋げていけるようになります。
記録を残しておくことで次の同人誌作りの反省と参考に
同人誌は作り終えてから毎回反省点が出てくるものなので、利用した印刷所や装丁、ページ設定、使用した紙や加工、発行部数などあらゆる点について記録を残しておくと次また同人誌を作る際に見直すことができて便利です。
次はこうしたいといったことも書いておくと忘れずに反省を活かしていけますから、逐一記録に残しておきましょう。
他サークルさんの参考になった活動もメモしておこう
自分のことばかりではなく、他のサークルさんの良かった点などもまとめておくのがおすすめです。
同人誌の装丁や本文の工夫、イベント時の感心した点などをまとめて記録しておくと、自分が次回同人誌を作ったりイベントに参加したりする際に参考にしていけます。
自分では思いつきもしないような点に気づくことは多いですから、様々な点を勉強させてもらい、今後の同人活動に役立てていってください。
楽しかったことを記録しておく
同人活動を続けていくと、楽しかったことと共に辛くなったり嫌になったりすることも出てきます。
活動の記録に楽しかったことや嬉しかったことを記録しておけば、落ち込んだ時に読み直してモチベーションを取り戻していけるでしょう。
特に同人活動初期の記録をきちんと残しておくと初心に返ることができますから、専用のノートや日記帳などを用意して残しておくと良いでしょう。
貰ったお手紙や言葉なども大切に取っておくと、くじけそうな時に大変励みになります。
特に同人誌の感想などは、原稿作業に疲れてしまった時のモチベーションを取り戻す助けとなってくれますから、いつでも見返しやすいようまとめておくのもおすすめです。
同人活動を楽しむためには地道な努力が大切
同人活動は始めた当初はどうしても思うように作品を見て貰ったり評価をしてもらったりすることが難しいものの、コツコツ継続していくことで、必ず一定の評価や支持を得られるようになってくるものです。
同人活動を楽しめるかどうかは自分自身の努力にかかっているとも言えますから、短期間で結論を出してしまうのではなく、地道に努力していけるようにしましょう。
また同人活動を楽しむためには自ら様々なことにチャレンジしていくことも大切。
受け身でいたのでは何も始まりませんから、同人誌作りやイベント参加、他の作家さんとの交流なども積極的に行っていきましょう。
自ら色々なものを楽しもうとする姿勢を持つことで、同人活動を一層より良いものにしていけます。
同人活動をより良いものにしていけるかは、その人自身のやる気や行動力にかかっているとも言えます。
好きな作品に対する熱量と愛情で積極的に活動をしていくと充実した同人生活を送れますから、どんどんいろんなことにチャレンジしていきましょう。
より良い同人活動のためには記録をつけて次に活かすことも大切なので、反省や改善点などもしっかり記しておくようにしてください。
web上にイラスト・写真・ロゴなどの画像をアップロードして配置したりスタンプ・テキストを入れるだけで簡単に作成できるので、デザインが苦手な方でも簡単作成!
個人利用はもちろん、プレゼントや記念品、チームグッズ、ノベルティ、同人グッズ、物販・販売用としても多くの方にご利用いただいております。
同人グッズラボであなただけのオリジナル同人グッズを作成しませんか?