痛グッズを作る際に、手軽に作成できる人気のアイテムは「キーホルダー」です。
キーホルダーの種類も様々で、バリエーションが豊富なので作成するのも楽しいのが魅力です。
自作で簡単に作れるので、オリジナル同人グッズの作成初心者の方にもおすすめです。
プラ板を使ったアクリルキーホルダー
用意するもの
- プラ板
- カラーサインペン
- ハサミ
- レジン液
- UVライト
UVライトは、レジン液を硬化する際に素早く効果が可能になるのであると便利ですが、ない場合は太陽光でも硬化できるので用意が無い場合は使用せずに作成できます。
作り方
- プラ板に絵を描きます。サインペンを使い、直接描き込んでいきましょう。お気に入りのイラスト画像や写真を印刷し、プラ板の下に敷き描き写したりするのもおすすめです。
- イラストを描き終わったら、ハサミを使用してカッティングします。描いたイラストに沿ってカッティングすると、アクリルキーホルダー感が増します。
- トースターで加熱する前に、穴を開けます。この場合、切り取ったプラ板ギリギリで穴を開けると、焼き上がった後に金具や丸カンなどを楽に装着することができます。奥の方で穴を開けると、丸カンが届かずに取り付けに苦戦してしまう場合があります。
- 電子レンジ、またはトースターに、アルミホイルをくしゃくしゃにして敷き、その上にプラ板を乗せましょう。電子レンジを使う場合は、トースター機能に切り替えるのを忘れないようにしましょう。複数のキーホルダーを一斉に作る際も、加熱は一つずつ別々に行うことをおすすめします。いくつかを一斉に加熱してしまうと、キーホルダー同士がひっついてしまったり、サインペンのカラーが隣のキーホルダーに色移りしてしまう場合があります。加熱してしばらく待機すると、トースターの中のプラ板が動き縮み始めます。キーホルダーが縮んでいる間は、取り出さずに放置します。次第に、収縮が収まると、平になります。その様子を確認できたら、取り出しましょう。取り出す際は、火傷しないように軍手やレンジカバーを使用するか、そのままではなく、アルミホイルから持つようにして移動させましょう。
- 厚い本や、雑誌などでプラ板をしっかりと挟み平らなまま固まるように圧をかけます。雑誌などに、文字が書いてある部分でプラ板を挟むと、インクがプラ板にうつってしまう可能性があります。挟む際は、ほんとプラ板の間に白い紙を挟むのをおすすめします。上から抑えて、プラ板が完全に冷えたら完成です。
- レジンを使い、ぷっくりとしたアクセサリーに仕上げます。プラ板にレジン液を乗せ、楊枝や竹串などを使い、丁寧に伸ばします。伸ばせたら、楊枝でレジン液の中にできてしまった気泡を慎重に潰します。固まった後に、気泡が中に残っていると、仕上がったレジンに凹凸ができ、目立ってしまうので、しっかりと丁寧に潰しましょう。
- レジンが全体に行き渡ったら、UVライトでレジンを硬化します。UVライトは、ジェルネイル用のUVライトでも代用できます。約5分程UVライトを照射します。UVライトを持ち合わせていない場合は、直射日光でも構いません。レジンは、紫外線で固まる仕様になっているので、太陽光を使用する場合は、晴れた日は10~30分ほどで硬化します。曇りの日は、30~1時間放置すれば硬化します。レジン液を硬化させると、表面がぷくっとした上品な仕上がりになり、見た目がきれいです。
- ストラップやキーホルダーを装着し、完成です。
ポイント
イラストをペイントする際に、サインペンではなく、アクリル絵の具をしようすると、透けない質感になり、違った印象にもなります。
公式で販売しているようなアクリルキーホルダーを作成したい場合は、アクリル絵の具を使ってキーホルダーを作成することをおすすめします。
黒のサインペンで、プラ板にイラストの縁を描き込んで加熱し、黒枠だけのプラ板が完成したら、その上にアクリル絵の具でカラーリングを施します。
その後、レジンで硬化すればオリジナルのアクリルキーホルダーの完成です。
ラミネートフィルムを使用したキーホルダー
用意するもの
- 百均で手に入るラミネートフィルム
- プラ板
- 好きなイラストをプリントアウトした物
- シール 手描きでも可
- ハサミ
- レジン
作り方
- ラミネートフィルムの上部分のフィルムをゆっくりとはがします。機械を使用したラミネートフィルムでも作成可能ですが、小さいキーホルダーでしたら百均のラミネートフィルムも、十分使いやすいのでおすすめです。
- フィルムをはがし、その上にシールやイラストを乗せます。ラミネートフィルムの、下部分のフィルムはシール状になっていて物を張り付けられるようになっているので、印刷したイラストや画像を張ったり、描いた絵をカッティングして貼り付けても大丈夫です。
- 上側のフィルムを丁寧に、気泡が入らないように貼り付けてます。空気が入らないように手で端から少しずつ押さえるのがポイントです。
- ハサミで丁寧に切り取っていきます。百均のラミネートフィルムを使えば、機械に通さずに簡単にイラストや画像をラミネート加工できます。
- プラ板をカッティングします。百均に売っているプラ板は、1/4程度に縮むと記載があります。購入するプラ板によって、伸縮率をおおよそ計算し、切り取っていきます。
- カッティングしたものを、電子レンジ、またはトースターでで加熱するとプラ板が縮み、完成します。縮むサイズは、電子レンジやトースターの機能によっても変わるので、一度念のために、使わないプラ板を使用して伸縮度を確かめた後に本番を行う方が安心かもしれません。
- レジン液を垂らし、ラミネートを取り付けます。 上部分にラミネートのイラストをはりつけます。
- レジン液をたっぷりとしっかり乗せ、楊枝で慎重に伸ばします。この時に、気泡を潰します。気泡をつぶす際のポイントは、楊枝の後ろ側の部分で丁寧につぶすと、大きな気泡も消滅します。どうしても取れない気泡があり、きになる場合は、楊枝をつかってレジン液ごと掬うと、気泡が綺麗に取れます。全体にレジン液が均一に行き渡ったら、UVライトを使って硬化していきます。UVライトで5分程度が目安ですが、ライトの照射時間は、それぞれのライトのW数により異なります。UVライトの説明書やガイドブッグを見て照射しましょう。
ハメパチキーホルダー
用意するもの
- ハメパチ
- イラストや写真
道具も材料も最小限で簡単にできるので、初心者の方におすすめです。
作り方
- ハメパチの上部分のカバーを外します。ボールペンや、竹串など、先端が鋭利なもので簡単に外すことができます。
- 販売時に入っていたイラストを取り外します。
- いれたい紙を、ハメパチのサイズに合わせてカッティングします。この紙に絵を描いたり写真を貼り付けたり、シールを張り付けたりしましょう。自分が撮った写真や、ペットの写真、推しキャラのお気に入りのイラスト、雑誌の切り抜きなどを使用するのもおすすめです。表面、裏面があるので、どちらにもデザインを施しましょう。
- 完成したら、ハメパチに紙を乗せ、上からカバーを装着します。そうすると出来上がりです! 簡単にオリジナルのストラップが作れる優れものです。子供やペットの写真を中に入れ思い出として作成するのもおすすめです。キーホルダーなので、鍵などにつけて身近に持ち運ぶことができますよ。
アクリル板を使ったキーホルダー
用意するもの
- アクリル板
- アクリルカッターや糸のこぎり
- やすり
- 両面テープ
- 穴を開けるドリル
- イラストをプリントする光沢用紙
作り方
- アクリル板を、糸のこぎりやアクリルカッターでカッティングします。
- 紙やすりを使用して磨き、ドリルを使いアクリル板に穴をつくります。
- 光沢のラベルシールに、プリントアウトした絵を切り出し、アクリル板へ貼り付けます。
- ラベルシールに付着している透明ラベルを丁寧にはがせば完成です。
公式グッズのようなアクリルキーホルダーを作ることができます。
アクリル板をつかってキーホルダーを作成する場合は、光沢シールの他にも、転写シールを使用するのもおすすめです。
同人キーホルダー自作メリットとデメリット
メリット
自分がお気に入りの形やサイズ、デザイン、絵柄のキーホルダーが自由自在に作れることが最大のメリットです。
他の人と被らないデザインを持つことによって、特別感のあるアイテムになります。
自分用としてオリジナルのアイテムを気軽に楽しむことができるとメリットがあります。
デメリット
自作ならではのデメリットもあります。
キーホルダー自作する際に、プラ板や、100均のハメパチキーホルダーにイラストをプリントしカッティングしたものを作る場合、プラ板は水濡れや強度に問題があり、濡れるとインクが落ちやすくなったり、力を加えると割れやすくなったりします。
100均で購入できるものは、小さいものしか販売しておらず大きいサイズのものが作成できないので、形や大きさに選択肢が少ないことも挙げられます。
手軽に自分用にオリジナルグッズを遊び感覚で作る場合は、楽しんで制作できますが、やはり長持ちさせたい場合や、カバンなどにつけて毎日のように持ち歩く場合は、強度がしっかりとあり、サイズや形をもっと自由につくりたい場合は業者に頼むのもおすすめです。
ほかにも、レジンを使用したキーホルダーは、数を大量に生産するのは個人では困難なため、イベントなどで無料配布する同人グッズは、印刷屋業者さんに頼むのがいいかもしれません。
ハメパチなども、どうしても壊れやすく、安っぽく見えてしまう場合もあるので、高見えする公式のような丈夫なキーホルダーを作りたい場合は業者さんに頼むのがいいでしょう。
今は、少ない個数、部数から作成を引き受けてくれる業者も多いので、数が少ない場合でも業者さんに相談してみましょう。
ほかにも、ナスカンや、キーホルダーの金具のボールチェーン、必ず必要なストラップや、本体のハメパチなど、キーホルダーの製作に必須な材料を買いそろえ無ければならず、手間や時間がかかってしまいます。
レジンを使ったキーホルダーを作成する際は、固めるための機材やプラ板など、スーパーや百均では手に入らない特殊なものを用意しなければならず、用意に時間がかかってしまいます。
他にも、あると便利なマスキングテープやカラーペンなども、お家になければ揃える必要があります。
複数の販売店を回りこれら全部の材料を買い揃えるとなると、とても手間がかかります。
必要なアイテムを買い集める際に、費用が思った以上にかかる可能性もあります。
オリジナルのキーホルダーを数個作るのにに、製作費用が高額になると、もったいないですよね。
百均アイテムのみでつくれるものが、安価で製作できるので自作には向いています。
自作でキーホルダーを作成する場合に、1つ1つの手順が手作業になります。
1個あたりの製作時間が長くなるので、大量に作るのは難しいです。
オリジナルキーホルダーを作る時は、一手間工夫を施さないと、安っぽい質感のキーホルダーになる可能性があります。
作るのに慣れないと、工夫を凝らすこ作業は難しいです。
自分用として楽しむためのオリジナルキーホルダー
オリジナルでキーホルダーを作る工程は、自分用として楽しむためのキーホルダー作成に向いています。
自分用として作成する際は、かかる費用や時間、完成品のクオリティなどを気にする必要は一切ありません。
しかし、販売目的で作成し、商品としてキーホルダーを販売したり、イベントのノベルティ、または特典として同人グッズキーホルダーを配布する場合、オリジナルで作る工程は、作業効率的にあまりおすすめはできないです。
商品やノベルティで配布する際は、100個以上のキーホルダーを用意しなければならない場合があります。
これほどの数を調達し、自分で作るとなるととても時間がかかります。
手作業で100個もキーホルダーを作るのはどう考えても大変ですよね。
また、商品として販売する場合や、ノベルティで配布する際も、一定のクオリティーを保つことがなによりも重要なポイントです。
限られた素材を使い、クオリティーが高く質の良いキーホルダーを作成するのは、想像以上に困難で、同じ質のものを複数個作るとなると、さらにきびしいです。
商品としてキーホルダーを販売したり、ノベルティ、特典でキーホルダーを配布する場合は、プロである業者に依頼し、作成する方法もおすすめします。
業者以来のメリット
キーホルダー作成を業者に依頼すると、このようなメリットがあります。
高品質なキーホルダー製作
メリットとしてなによりもあげられるのは、クオリティの高さです。
キーホルダー製作用に使用する機材などは、業務用のしっかりとしたものを使って一つ一つ製作することが可能です。
質の高いキーホルダーをたくさん製作することができます。
大量製作が可能
業者に依頼した場合、大ロットでも手早く短時間で製作することが可能です。
多量のキーホルダーを、時短で製作できるということが大きなメリットに繋がるでしょう。
業者に製作を依頼すると、きちんと予定通り製作し納品してくれるので、自分でオリジナルグッズを作った時に起こりうる「納期までに製作が追いつかず、間に合わない」という事案を防ぐことができます。
オリジナルグッズを作る際に、時間をかけずに、多くの物を製作したい方、質の高い物を使用したい方は、ぜひオリジナル同人グッズラボをご利用ください。
web上にイラスト・写真・ロゴなどの画像をアップロードして配置したりスタンプ・テキストを入れるだけで簡単に作成できるので、デザインが苦手な方でも簡単作成!
個人利用はもちろん、プレゼントや記念品、チームグッズ、ノベルティ、同人グッズ、物販・販売用としても多くの方にご利用いただいております。
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